【新華社アスタナ6月17日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は17日、第2回中国・中央アジアサミット出席のため訪れたカザフスタン・アスタナでウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と会見し、現在の中東情勢について意見を交換した。
習主席は次のように述べた。イスラエルがイランに対して軍事行動を起こし、中東地域の緊張情勢を急激に高めたことを中国は深く憂慮している。われわれは他国の主権と安全、領土の一体性を侵害するいかなる行為にも反対する。軍事衝突は問題解決の道でなく、地域情勢のエスカレートは国際社会の共通の利益に沿わない。各方面は衝突の迅速な緩和を推進し、緊張事態のさらなるエスカレートを避けるべきである。中国は各方面と共に努力し、中東地域の平和と安定の回復のために建設的な役割を果たしていく。