【新華社北京6月15日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席はカザフスタンのトカエフ大統領の招きに応じ、16~18日の日程で同国アスタナを訪問し、第2回中国・中央アジアサミットに出席する。
中国と中央アジア諸国の関係は深い歴史的なつながりと広範な現実的ニーズ、確固たる民意に根差しており、新時代において活力に満ちている。2022年1月、習主席は中央アジア5カ国の首脳と共に、中国・中央アジア5カ国国交樹立30周年記念オンラインサミットを開催した。各国は「中国・中央アジアメカニズム」の首脳レベルへの格上げを提案した。
23年5月、習主席は陝西省西安市で第1回サミットを主宰し、出席した中央アジア5カ国の首脳と共同で、より緊密な中国・中央アジア運命共同体の構築と中国・中央アジア首脳会議メカニズムの正式な設立、中国・中央アジアメカニズム事務局の設置を決定した。
習主席はサミットで基調演説を行い、「手を携え肩を並べ、団結して奮闘し、共同発展、共同富裕、共同繁栄を積極的に推進し、6カ国のより良い明日を共に迎えよう」と強調した。
中国と中央アジア5カ国は、全面的戦略パートナーシップ、「一帯一路」共同建設の協力文書調印、2国間レベルでの人類運命共同体理念の実践を完全に実現した。
2年前のサミット終了後、首脳らは中国と中央アジアの緊密な団結と協力の象徴として、明るい未来への期待を込め、共同で6本のザクロの木を植えた。ザクロはまた花を咲かせ、第2回サミットは予定通り開催される。6カ国は中国・中央アジア運命共同体構築の新たな道のりへと歩み出すだろう。