中国港湾都市の港湾経済増加値、２４年は６兆７千億元

天津国際クルーズ船母港に停泊する国際クルーズ船。（５月１日、ドローンから、天津＝新華社記者／趙子碩）

　【新華社天津６月１３日】中国天津市で１２日、海運産業の国際見本市、第３回天津国際航運産業博覧会が開幕し、２０２４年の中国港湾都市における港湾経済増加値（付加価値額）が６兆７千億元（１元＝約２０円）に達し、港湾都市経済総量の１３・６％を占め、２３年比で３６０６億元増加したことが明らかにされた。

　博覧会では同日、「２０２４年度中国海港都市港湾経済発展報告」が発表され、中国の５９の海港都市における港湾経済発展レベルが総合的に評価された。

　港湾経済とは、港を中心に、港湾都市を基盤とし、港を拠点として活用するさまざまな産業の関連経済活動の総体を指す。（記者／宋瑞）

天津港北港路南延プロジェクトの建設現場。（４月２５日、ドローンから、天津＝新華社記者／趙子碩）

１２日、第３回天津国際航運産業博覧会の会場。（天津＝新華社記者／趙子碩）

天津港２０万トン級北水路を航行する貨物船。（４月２５日、ドローンから、天津＝新華社記者／趙子碩）