中米経済貿易協議メカニズム、ロンドンで初会合

中米経済貿易協議メカニズム、ロンドンで初会合

新華社 | 2025-06-11 19:39:00

 米ワシントンの街角に掛けられている中米両国の国旗。(資料写真、ワシントン=新華社記者/鮑丹丹)

 【新華社ロンドン6月11日】中米両国間の経済・貿易問題で中国側の首席代表を務める何立峰(か・りつほう)国務院副総理は9、10両日、英ロンドンで米国側首席代表のベセント財務長官、ラトニック商務長官、グリア通商代表と中米経済・貿易協議メカニズムの初会合を行った。双方は率直で深い対話を行い、それぞれが関心を持つ経済・貿易の議題について意見を交換。両国首脳が5日の電話会談で得た重要な共通認識や先月のジュネーブ会談での合意を実行に移すための枠組みについて原則合意した。協議は、経済・貿易上の双方の懸念の解決に向けて新たな進展を遂げた。

 何氏は会合で次のように述べた。中米間の経済・貿易問題に対する中国の態度と立場は明確であり、一貫している。次の段階で双方は、両国首脳の電話会談で達成された共通認識と要求に基づき、中米経済・貿易協議メカニズの役割を一層高めていく必要がある。共通認識を絶えず増進し、誤解を減らし、協力を強化していかなければならない。中国は、双方が互いに歩み寄り、言ったことは必ず実行し、実行する以上は必ず結果を出し、約束を守る誠実な精神と共通認識を確実に履行するための努力と行動を示し、得難い対話の成果を共に守り、引き続き意思疎通と対話を保ち、中米の経済・貿易関係が安定して長期的に発展するよう推し進め、世界経済により多くの確実性と安定性を注入すべきだと改めて表明する。

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