8日、漁業管理船で海に放されるのを待つシワハイルカのヤンヤン。(三亜=新華社記者/張麗蕓)
【新華社三亜6月10日】中国海南省三亜市で8日、4月に救助されたシワハイルカの「陽陽(ヤンヤン)」が海に放された。このシワハイルカは4月24日、同市亜竜湾の青梅港に打ち上げられているところを発見され、多方面の協力により救助された。その後、生物保育センターで専門的な治療とケアを受けていた。
1カ月以上にわたり手厚い保護を受けたヤンヤンは元気になり、このほど野生復帰の準備が整った。専門家グループによる協議の結果、ヤンヤンは生息に適した海域へと移送され、放流された。今回の放流は、三亜の鯨類(げいるい)救助ネットワークが絶えず整備されていることを示しており、今後の海洋生物保護活動に貴重な経験が蓄積された。(記者/張麗蕓)
8日、船上でシワハイルカのヤンヤンを見守る救助活動関係者。(三亜=新華社記者/張麗蕓)
8日、シワハイルカのヤンヤンを船に移す救助活動関係者。(三亜=新華社記者/張麗蕓)
8日、海に放されるシワハイルカのヤンヤン。(三亜=新華社記者/張麗蕓)
8日、船上でシワハイルカのヤンヤンを見守る救助活動関係者。(三亜=新華社記者/張麗蕓)
8日、シワハイルカのヤンヤンを担架で運ぶ救助活動関係者。(三亜=新華社記者/張麗蕓)
8日、海に放されるシワハイルカのヤンヤン。(三亜=新華社記者/張麗蕓)