【新華社北京6月9日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月6~8日のニュースをお届けします。
1.中国の統一大学入試がスタート
中国で7日、全国統一大学入学試験「高考」が始まりました。
2.中国、5月末の外貨準備高3兆2853億ドル
中国国家外貨管理局が7日に発表した5月末時点の外貨準備高は3兆2853億ドルで、4月末と比べて36億ドル(0・11%)増加しました。
3.中国惑星探査機「天問2号」、地球から300万キロ到達
中国国家航天局は6日、5月29日に打ち上げた惑星探査機「天問2号」が6日午前まで軌道上で8日間以上飛行し、地球から300万キロ以上の場所に到達、稼働状況は良好だと明らかにしました。太陽から約3億7500万キロ離れたメインベルト彗星で探査活動を行う電力需要を満たすため、天問2号には太陽光発電パネルが搭載されています。国家航天局は、天問2号から送信された、円形のフレキシブル太陽光パネルが開いた写真も公開しました。
4.中国の鉄道旅客輸送量、24年は43億人超す
中国国家鉄路局は6日、2024年の全国鉄道旅客輸送量が前年比11・9%増の延べ43億1200万人、貨物輸送量が2・8%増の51億7500万トンになったと発表しました。鉄道輸送は安全と安定、秩序を保ち、重大事故はありませんでした。
5.保護されたゴマフアザラシ9頭が野生復帰 遼寧省
中国遼寧省大連市で6日、保護されていたゴマフアザラシの子5頭と成体4頭が海に放されました。事前に遼寧省農業科学院所属の海洋水産科学研究院による野生化訓練と健康評価が行われていました。ゴマフアザラシは中国の海域で繁殖が確認されている唯一の鰭脚類(ききゃくるい)の海洋哺乳動物で、国家1級保護野生動物に指定されています。
6.海南省の定期市ににぎわい 消費活性化で農村振興
中国海南省五指山市を流れる南聖河の河畔で週末に開かれる定期市には、農家が持ち寄った特産品が並び、多くの市民や観光客でにぎわっています。定期市は地元政府が開催しており、消費の活性化を通じた農家支援、農村振興の取り組みとして定着しています。
7.広大な畑のセンジュギクが収穫期 新疆ウイグル自治区
中国新疆ウイグル自治区の莎車(ヤルカンド)県でセンジュギクが収穫期を迎えました。8万ムー(約53平方キロ)以上の畑にオレンジ色の花が咲き、香りを漂わせています。生産者は慣れた手つきで花を摘み、梱包してトラックに積み込みます。
8.緑あふれる夏の大青山自然保護区 内モンゴル自治区
中国内モンゴル自治区フフホト市北部の大青山国家級自然保護区では夏を迎え、緑のじゅうたんを敷き詰めたような見事な風景が広がっています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。