【新華社北京6月8日】中国共産党の優秀な党員、長い試練を経た忠誠な共産主義戦士、プロレタリア軍事家、中国人民解放軍の傑出した指導者で、中国共産党第18、19期中央政治局委員、中央軍事委員会前副主席の許其亮(きょ・きりょう)氏の火葬が8日、北京の八宝山革命公墓で執り行われた。
許氏は2日午後0時12分、病気のため北京で死去した。75歳だった。
習近平(しゅう・きんぺい)、李強(り・きょう)、趙楽際(ちょう・らくさい)、王滬寧(おう・こねい)、蔡奇(さい・き)、丁薛祥(てい・せつしょう)、李希(り・き)、韓正(かん・せい)、胡錦濤(こ・きんとう)各氏らは、許氏の病気が重篤な時期に病院に見舞うか、死去後にさまざまな形で深い哀悼の意を示し、遺族に心からの弔意を表した。
8日午前、八宝山革命公墓の礼堂は厳かで粛然とした雰囲気に包まれ、葬送曲が流れた。正面には黒地に白字で「許其亮同志に深い哀悼をささげる」と書かれた横断幕が掲げられ、その下には遺影が飾られた。遺体は生花とコノテガシワに囲まれて安らかに横たわり、その上には真紅の中国共産党旗が掛けられた。
午前9時30分ごろ、習近平、李強、趙楽際、王滬寧、蔡奇、丁薛祥、李希各氏らは葬送曲の流れる中、ゆっくりと遺体に歩み寄り、厳粛に黙とうをささげ、3度頭を下げた。彼らは遺族の手を握り、お悔やみの言葉を伝えた。
党、国家、軍隊の関係指導者も最後の別れに参列するか、さまざまな形で哀悼を表した。中央と国家機関の関係部門責任者、許氏の生前の友人、故郷の代表も参列した。