【新華社北京6月6日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月5日のニュースをお届けします。
1.「台湾独立」頑迷分子の関連企業を制裁 国務院台湾事務弁公室
中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮(しゅ・ほうれん)報道官は5日、調査の結果、「台湾独立」頑迷分子・沈伯洋(しん・はくよう)の父親である沈土城(しん・とじょう)が代表を務める台湾企業、兆億が大陸の企業と取引や業務協力を行い、経済的利益を得ていたことが判明したとし、「台湾独立」頑迷分子の関連企業が大陸で利益を得ることを決して許さず、兆億を制裁すると発表しました。大陸の組織、企業、個人との取引や協力を一切禁止し、必要な措置を講じるといいます。
2.中国、初の国産9価HPVワクチンを承認
中国のアモイ大学は4日、同大と翔安創新実験室の夏寧邵(か・ねいしょう)チーム、北京万泰生物薬業が開発した9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンがこのほど、国家薬品監督管理局から販売承認を得たと発表しました。初の国産9価HPVワクチンで、中国は米国に次いで同ワクチンを独自に供給できる世界で2番目の国となりました。開発は2007年に始まり、18年かかりました。
3.中国・アフリカ経済貿易博、参加申し込み2万8千人超
中国湖南省長沙市で12日から4日間、第4回中国・アフリカ経済貿易博覧会が開かれます。同省政府新聞(報道)弁公室は3日、博覧会について、48のアフリカ諸国と九つの国際機関、国内27省・自治区・直轄市および4700以上の双方の企業、業界団体、金融機関などから2万8千人を超える参加申し込みがあったと明らかにしました。
4.重慶市軌道交通15号線第2期工事、中梁山トンネル貫通
中国重慶市の軌道交通15号線第2期の重要工事である中梁山トンネルが3日、貫通し、同市初の都市軌道快速線の建設が大きく進展しました。
5.中国各地の夜空にオーロラ出現
中国の甘粛省、黒竜江省などの各地で1日夜から2日未明にかけて、磁気嵐の影響によりオーロラが観測されました。色鮮やかな光は星と共に夜空を彩りました。
6.北京市街を彩るコウシンバラ
中国北京市で、市の花コウシンバラが街を彩っています。同市園林緑化部門が長年にわたる科学的な育種と植栽を続けたことで、乾燥や高温に強いコウシンバラは緑化と美化の主役になっています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。