国産HPVワクチンを見せる湖北省武漢市婦幼保健院の看護師。(2020年5月18日撮影、武漢=新華社配信)
【新華社アモイ6月5日】中国のアモイ大学(福建省アモイ市)は4日、同大と翔安創新実験室の夏寧邵(か・ねいしょう)チーム、北京万泰生物薬業が開発した9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンがこのほど、国家薬品監督管理局から販売承認を得たと発表した。初の国産9価HPVワクチンで、中国は米国に次いで同ワクチンを独自に供給できる世界で2番目の国となった。開発は2007年に始まり、18年かかった。