2日、万博中国館で開かれた古井貢酒の企業デーの会場。(大阪=新華社配信)
【新華社大阪6月5日】大阪・関西万博の中国パビリオンで2日、安徽省亳州(はくしゅう)市の酒造メーカー、安徽古井貢酒の銘酒「古井貢酒」にスポットライトを当てた企業デーが開かれた。今回の万博で最初の中国酒造メーカーによる企業デーとなった。
同社は5回連続で万博中国パビリオンの公式パートナーを務めており、企業デー出展は6回目。会場では、同社の高級蒸留酒「年份原漿」シリーズから「古20」の万博特別仕様版が販売されたほか、これまで6回分のデザインを集めたギフトセットも披露された。
2日、万博中国館で開かれた古井貢酒の企業デーの会場。(大阪=新華社配信)
イベントでは、国家級無形文化遺産に登録されている伝統的な醸造技術の体験コーナーも設けられ、世界各地から訪れた観光客やゲストらは1800年以上の歴史を持つ古井貢酒の文化的背景や国際化の歩みへの理解を深めた。
中国パビリオンの羅塁(ら・るい)副館長は「6回にわたる万博出展は、中国ブランドの継承と躍進を示す象徴的なできごとだ。古井貢酒に代表される中国企業の努力を通じ、各国の人々は中国館で、時代や地域の特色と国際的な水準を備えた中国ブランドが世界に羽ばたく姿に触れることができるだろう」と話した。
2日、万博中国館で開かれた古井貢酒の企業デーの会場。(大阪=新華社配信)