【新華社眉山6月4日】中国四川省の国家級新区「天府新区」の眉山エリアにある電動三輪車メーカー、双勝新能源車業の工場を訪れると、従業員がアフリカ、東南アジア向け製品の組み立て作業に追われていた。
同社は「専精特新(専業化、精細化、特色化、斬新化)」企業として四川省から認定されており、57件の特許技術を武器に、海外顧客の多様なニーズに応じたオーダーメイドの開発・設計を行っている。
同社の工場は、レーザー切断やロボット溶接、電着塗装など工程を含む、フレームからボディまでの製造過程でスマート製造への転換・高度化を完了しており、今年第1四半期(1~3月)の輸出台数は前年同期比75%増となった。今年は1万台の輸出を見込み、海外での販路拡大を加速させている。(記者/王曦、翁光建、竜湫)