中国外交部。(資料写真、北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京6月4日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は3日の記者会見で、中国が推進するビザ免除政策について「今後も入国政策を改善し、ビザ免除対象国を増やす」と表明した。
林氏は次のように述べた。中国の一方的ビザ免除の対象国は1日から中南米・カリブ海諸国に初めて拡大され、総数は43カ国に達した。対象国拡大は、ハイレベルな対外開放を推進するという中国の強い決意を示している。人的往来の継続的な円滑化は、開放型世界経済の構築に取り組む中国の着実な行動の表れだ。
1~3月の入国外国人は延べ900万人を超え、前年同期比40%以上増えた。1~4月に新設された外資系企業は1万8千社余りで、前年同期比12・1%増となった。これらの数字が何よりの証拠となっている。
今後も入国政策を改善し、ビザ免除対象国を増やし、より多くの外国の友人が中国を訪れ、より良質な商品供給、より多様な消費スタイル、より便利なサービス保障を体験できるようにし、より広範な開放とより深い協力で各国と繁栄を共有していく。