【新華社北京6月4日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、6月3日のニュースをお届けします。
1.貿易合意違反との米国側発言は事実に反する 中国商務部
中国商務部の報道官は2日、中国が中米ジュネーブ経済貿易会談の合意を破ったとする米国側の発言について、米国は一方的に新たな経済貿易摩擦を引き起こし、2国間経済貿易関係の不確実性、不安定性を高めており、自らを省みるどころか、中国を根拠なく非難していると指摘し、「事実からかけ離れており、中国は理不尽な非難を断固として拒否する」と述べました。
2.北京市、端午節連休の観光客数821万1千人
中国北京市文化・観光局は2日、端午節連休期間(5月31~6月2日)に同市が受け入れた観光客が前年同期比5・4%増の延べ821万1千人、観光消費額が6・7%増の107億7千万元(1元=約20円)だったと明らかにしました。入境観光客数は35・8%増の6万7千人、消費額は41・1%増の7億2千万元となりました。
3.世界ロボットカーニバル開催 中国・武漢市
中国湖北省武漢市の花博匯風景区で2日、世界ロボットカーニバルが開催され、楽器演奏や化粧をするロボットなど、さまざまな機能を持ったロボット約100台が次々と登場しました。観光客は目の前で繰り広げられるロボットのパフォーマンスに触れ、科学技術が文化や生活にもたらす魅力を感じました。
4.サイラム湖北岸で約2500年前の岩絵群発見 中国新疆ウイグル自治区
中国新疆ウイグル自治区ボルタラ・モンゴル自治州の第4次全国文物調査隊はこのほど、天山山脈の奥地に位置するサイラム湖北岸地域で、約2500年前の岩絵群を初めて発見したと明らかにしました。系統的な調査により、動物や人物像、狩猟の場面などを描いた岩絵合計30点が発見され、当時の同地域における先住民の生活の様子が浮かび上がりました。
5.中国の15歳以上喫煙率、23・2%に低下
中国では15歳以上の喫煙率が2024年に23・2%と22年から0・9ポイント低下し、たばこ規制の取り組みが一定の成果を上げました。複数の部門が連携してたばこ規制の取り組みを強化したことにより、社会全体でたばこ規制を支持する風潮が高まりました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。