2日未明、イルケシュタム口岸で入境する運転手の通関手続きをする出入境検査所の警察官。(ウルムチ=新華社配信/費強)
【新華社ウルムチ6月4日】中国新疆ウイグル自治区のイルケシュタム口岸(通関地)は1日、24時間体制で貨物輸送の通関を行う通関モデルを試験的に導入した。同通関地はコルガス口岸に次いで自治区2番目、自治区南部地域では初の24時間体制で業務を行う陸路通関地となり、中国と中央アジアの貿易物流ルートがこれまで以上にスムーズになる。
イルケシュタム口岸は国内最西端の陸路通関地で、キルギスタンとの玄関口であり、中央アジア・西アジアへと広がる重要な拠点でもある。ここ数年は対外的な結びつきが一層、顕著になっており、同口岸を経由して出入境する人や車両の通関量が増加を続けている。5月7、8日の両日は通関量が延べ千人(両)の大台を突破、越境輸送の需要の高まりが明らかになった。
2日未明、イルケシュタム口岸で検査を受ける車両。(ウルムチ=新華社配信/費強)
2日未明、イルケシュタム口岸で入境車両を検査する警察官。(ウルムチ=新華社配信/費強)
1日、イルケシュタム口岸で検査を受ける輸出用の完成車。(ウルムチ=新華社配信/費強)