中国外交部、米日豪比の中国脅威論に「強烈な不満」

中国外交部、米日豪比の中国脅威論に「強烈な不満」

新華社 | 2025-06-03 19:08:45

記者会見に臨む中国外交部の林剣報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京6月3日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は3日の記者会見で、米国がアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で日本、オーストラリア、フィリピンと共にいわゆる「中国の脅威」を大きくあおり立て、東中国海や南中国海の問題を利用して地域国家の対立を扇動したとして、強烈な不満と断固とした反対を表明し、既に厳正な申し入れを行ったと明らかにした。

 林報道官はまた次のように述べた。ブロック政治や陣営対抗は冷戦思考であり、時代の潮流と相容れない。地域の国々から歓迎されておらず、問題の解決にもつながらない。ましてや中国を脅すことなどできない。領有権と海洋権益を守る中国の決意と意志が揺るぐことはない。

 われわれは米国とその同盟国に対し、海洋問題での誹謗中傷、事実の歪曲、開き直りをやめ、排他的なさまざまな「小さなサークル」を寄せ集めるのをやめ、対話と協議で問題を解決し、地域の平和と安定を守るための関係各方面による共同の努力を妨害するのをやめるよう忠告する。

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