5月27日、サイラム湖北岸で発見された約2500年前の岩絵。人物が反曲複合弓を持って狩猟する姿が描かれ、サイラム湖地域の先住民の生活の様子を再現している。(ウルムチ=新華社配信/袁俊霞)
【新華社ウルムチ6月2日】中国新疆ウイグル自治区ボルタラ・モンゴル自治州の第4次全国文物調査隊はこのほど、天山山脈の奥地に位置するサイラム湖北岸地域で、約2500年前の岩絵群を初めて発見したと明らかにした。系統的な調査により、動物や人物像、狩猟の場面などを描いた岩絵合計30点が発見され、当時の同地域における先住民の生活の様子が浮かび上がった。
5月27日、サイラム湖北岸で発見された約2500年前の岩絵。アイベックスやアルガリが描かれ、この地がかつて豊かな牧草地であったことを示している。(ウルムチ=新華社配信/袁俊霞)
5月27日、サイラム湖北岸の岩壁で岩絵を探す新疆ウイグル自治区ボルタラ・モンゴル自治州第4次全国文物調査隊の隊員。(ウルムチ=新華社配信/袁俊霞)