中日青年友好交流大会、北京で開催

中日青年友好交流大会、北京で開催

新華社 | 2025-05-30 21:46:13

 29日、中日青年友好交流大会の会場。(北京=新華社記者/李卓璠)

 【新華社北京5月30日】中国北京市の中国人民大学で29日、「こころを結び、ともに平和へ」をテーマとした中日青年友好交流大会が開催された。大会は中国人民対外友好協会と中国日本友好協会が共催。中日両国の青年代表やメディア関係者など約600人が参加した。

 大会には、中国人民対外友好協会の楊万明(よう・ばんめい)会長、中国人民大学の鄭新業(てい・しんぎょう)副校長、日本の金杉憲治駐中国大使、日中友好協会の佐々木政文常務理事、日中文化交流協会の加藤千洋常務理事、日本大学商学部の高久保豊教授が出席し、それぞれあいさつした。pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会であいさつする中国人民対外友好協会の楊万明会長。(北京=新華社配信)

 楊会長は、今回のようなフェース・トゥ・フェースの対話や交流を通じて、双方の若者たちが互いの国や中日関係に対する理解を深め、かけがえのない友情を築いていくことへ期待を示した。また、両国の青年が「平和理念の種をまく者」「革新的協力の開拓者」「民間の心の交流の架け橋」となることを願い、共に新たな日中友好のページを綴ることを呼びかけた。pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会であいさつする金杉憲治駐中国大使。(北京=新華社記者/馬悦)

 金杉大使は、日中関係の発展には政府の努力だけでなく、民間の幅広い参加と支援が必要と強調。特に未来の日中関係を担う若者たちの交流と相互理解の深化が非常に重要だと述べた。今回の交流をきっかけに、両国の若者が友情を築き、末永く続いていくことを期待した。pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会でパフォーマンスを披露する中国人民大学の学生。(北京=新華社記者/李卓璠)pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会でパフォーマンスを披露する日本青年の代表。(北京=新華社配信)pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会でパフォーマンスを披露する北京舞蹈学院の学生。(北京=新華社記者/馬悦)pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会であいさつする日本青年代表の吉田彩乃さん。(北京=新華社配信)

 日本の青年代表、中央大学の吉田彩乃さんは今回の訪中について「それぞれの視点で新たな学びや発見があった。帰国後、その成果をより多くの人々に伝え、古くから日本と深い関係を持つ隣国、中国に関心を持ってもらえるよう努めたい」と感想を述べた。

 大会に先立ち、中国人民対外友好協会の招きで訪中した日本の青年代表300人は約1週間、三つのグループに分かれて北京、上海、広東、雲南などを訪問し、現地の青年と意見交換や文化体験など、さまざまな交流活動を行った。北京市では中国人民大学や北京師範大学など市内の大学生と、文化や芸術のパフォーマンスを通じて親睦を深めた。一連の訪問・交流活動は中日両政府が締結した「青少年交流の強化に関する覚書」の枠組みのもとで行われた。(記者/李卓璠、馬悦)pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会でパフォーマンスを披露する北京体育大学の学生。(北京=新華社記者/李卓璠)pagebreak

 29日、中日青年友好交流大会で書道パフォーマンスを披露する日本青年の代表。(北京=新華社配信)

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