中国、端午節連休の国内移動は6億8700万人の見込み

中国、端午節連休の国内移動は6億8700万人の見込み

新華社 | 2025-05-30 18:10:15

24日、黒竜江省ハルビン市の太陽島風景区で記念撮影する人。(ハルビン=新華社記者/張濤)

 【新華社北京5月30日】中国交通運輸部は29日、今年の端午節連休(5月31日~6月2日)期間の地域をまたぐ人の移動が前年同期比約7・7%増の延べ6億8700万人に達するとの予測を発表した。

 1日当たりの高速道路通行車両台数は約3%増の4070万台となる。うち新エネルギー車(NEV)は830万台で、全体の約21%を占め、前年同期(約570万台、14・4%)から大きく増えるとみられる。

 連休期間中は、「国際子どもの日」(6月1日)や週末も重なることから、短距離ドライブや家族旅行のニーズが高まる一方、一部の地域でドラゴンボートレースや無形文化遺産体験型イベントなどが開催される相乗効果を受け、人気観光都市や周辺地域には人波が押し寄せる。京津冀(北京・天津・河北2市1省)、長江デルタ(上海・江蘇・浙江・安徽1市3省)、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)、成渝(成都・重慶)地区の四大都市圏が人気の旅行先になり、広州や北京、成都、深圳、上海で旅行・外出が盛んで、観光消費が増え、短期的な休暇消費ブームが起こるという。

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