北京で第6回両岸メディア人サミット 海峡両岸の150人が交流

北京で第6回両岸メディア人サミット 海峡両岸の150人が交流

新華社 | 2025-05-30 22:15:31

29日、北京で開かれた第6回両岸メディア関係者サミットの様子。(北京=新華社記者/陳曄華)

 【新華社北京5月30日】中国北京市で29日、「第6回両岸メディア人サミット」が開かれ、台湾海峡両岸(中国の大陸と台湾)のメディア代表や専門家、報道関係者ら約150人が参加し、人工知能(AI)時代の新たな協力モデルや相互理解の促進などについて意見を交わした。

 メインフォーラムでは新華社の傅華(ふ・か)社長があいさつし、メディア交流は両岸の情報を伝え、両岸同胞の相互理解を増進し、友好交流を促す重要な懸け橋だと指摘。メディア人としての倫理を貫き、歴史の正道を見据え、家族や国への思いを共に語り継ぎ、両岸関係の平和的発展と未来に貢献したいと述べた。

 中国共産党中央委員会台湾工作弁公室、国務院台湾事務弁公室の呉璽(ご・じ)副主任は、両岸メディアは民族の大義を堅持し、両岸関係が正しい軌道へと戻るよう交流・協力を強化し、技術革新やメディア環境の変化に連携して対応しなければならないと指摘した。

 旺旺集団の周錫瑋(しゅう・しゃくい)副董事長や東森集団の王令麟(おう・れいりん)総裁ら台湾メディアの代表者は、両岸のメディア関係者は初心を守り、メディアの責任をしっかりと担い、交流と協力を強化し、変化や挑戦の中でも正しい方向性を保ち、より大きなすばらしい未来へと歩むべきだと呼びかけた。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。