中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京5月27日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は26日の記者会見で、日本の和歌山県で飼育されているジャイアントパンダの帰国日程が決まったことについてコメントを求められ、中国と日本はパンダの保護で積極的に協力し成果を上げていると表明した。
毛氏は次のように述べた。日本のパンダは始終、日本の人々に愛されてきた。中国と日本は長年にわたり、パンダの飼育繁殖や科学研究、技術交流、一般市民への教育などで前向きに協力し、成果を上げてきた。中国と日本が締結した協力協定によると、現在日本で生活している「良浜(らうひん)」とその子ども3頭は、6月に帰国予定となっている。われわれは、日本のパートナーが彼らを大切に育ててくれたことに感謝する。日本の友人達が彼らに会いに何度も中国へ来てくれることを歓迎する。