15日、運行開始した北京とベラルーシの首都ミンスクを結ぶ中欧班列。(北京=新華社配信)
【新華社北京5月22日】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の4月の運行本数は前年同月比9%増の1792本だった。同列車は現在、欧州26カ国の229都市に路線を展開している。1~4月の運行本数は6042本、貨物輸送量は62万7千TEU(標準コンテナ換算)に上った。国家発展改革委員会が20日の記者会見で明らかにした。
同委員会の李超(り・ちょう)政策研究室副主任兼報道官によると、同委は今年、コロンビア、ケニア、アゼルバイジャン、カンボジア、南スーダン、ブルネイ、キルギス、スリランカ、グレナダの9カ国と「一帯一路」共同建設の政府間協力計画の締結を推進し、2国間実務協力を着実に進展させている。