中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京5月21日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は21日の記者会見で、関税などの外部要因が中国経済に与える影響について「中国にはさまざまなリスクや課題に対処する十分な能力と条件、自信がある」と表明した。
毛氏は次のように述べた。国務院新聞(報道)弁公室が19日に開いた4月の国民経済に関する記者会見に関して、海外メディアの多くが「予想を上回る」「強じん性がある」などと中国経済のパフォーマンスを評価していた。中国の対外貿易が高い関税障壁に直面する中でも安定成長を維持している点は取り上げる価値がある。1~4月のモノの貿易額は前年同期比2・4%増となり、うち輸出は7・5%増と高い国際競争力を示した。同時に中国は開放を絶えず拡大し、外資系企業の中国での発展スペースをさらに大きくし、見通しをより安定させている。
これらは、中国にさまざまなリスクや課題に対処する十分な能力と条件、自信があることを十分に説明している。