生い茂る苦菜を摘み取る様子を表した壁紙。(北京=新華社配信)
【新華社北京5月21日】小満は二十四節気の8番目で、夏の2番目の節気にあたる。この時期には苦菜(ニガナ)が生い茂り、昔の人々はその苦みで暑気払いをし、飢えをしのいだという。気温が上昇する中、細い枝や日陰の草は強い日差しに耐えきれず枯れ始める。一方、麦畑では黄金色に実った小麦が頭を垂れ、収穫の準備が始まる。小満を過ぎると、中国各地はいよいよ本格的な夏を迎える。
強い日差しに草が枯れ始める様子を表した壁紙。(北京=新華社配信)
麦畑での収穫の様子を表した壁紙。(北京=新華社配信)