米国は中国テック企業とAI産業への圧力停止を 中国外交部

米国は中国テック企業とAI産業への圧力停止を 中国外交部

新華社 | 2025-05-17 10:16:09

   【新華社北京5月17日】中国外交部の林剣(りん・けん)報道官は16日の記者会見で、米商務省産業安全保障局が華為技術(ファーウェイ)の人工知能(AI)向け半導体「アセンド」の使用が米輸出規制への違反に当たるとし、中国AIモデルの訓練に米国のAIチップの使用を許可した場合の潜在的な影響を国民に警告したとの報道に関し、悪意ある封鎖と抑圧であり断固反対するとし、際限ない圧力を停止するよう米国に促した。

   林氏は次のように述べた。米国が国家安全保障の概念を拡大解釈し、輸出規制と「ロングアーム管轄」を乱用し、中国の半導体製品とAI産業への悪意ある封鎖と抑圧を理不尽に進めていることは、市場ルールへの重大な違反であり、世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定を大きく乱し、中国企業の正当な権益を著しく損なっている。中国は断固反対し、決して受け入れない。

   中国は米国が保護主義と一方的いじめの誤った行為を直ちに改め、中国のテック企業とAI産業に際限なく圧力をかけるのを停止するよう促す。中国は断固とした措置を取り、自らの発展の権利と中国企業の正当な権益を守る。

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@news.cn までご

連絡ください。