【新華社北京5月13日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、5月12日のニュースをお届けします。
1.中国、国家安全保障に関する白書を発表
中国国務院新聞(報道)弁公室は12日、「新時代の中国国家安全保障」と題した白書を発表しました。新時代における中国国家安全保障の取り組みに関する革新的理念や生き生きとした実践、建設成果を包括的に説明し、中国国家安全保障に対する国際社会の認識と理解の増進を目的としています。
2.中国、リモートセンシング衛星群の打ち上げに成功
中国は11日午後9時27分(日本時間同10時27分)、リモートセンシング衛星群「遥感40号02組」を搭載した運搬ロケット「長征6号改」を山西省の太原衛星発射センターから打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。衛星は主に電磁環境の探査と技術試験に用いられます。長征シリーズ運搬ロケットの打ち上げは今回で574回目となります。
3.大阪万博で中日書道交流会 筆と墨がつなぐ友情
大阪・関西万博の中国パビリオンで10日、「筆と墨がつなぐ友情 中日書道交流会」が開かれ、中国と日本の書家が「平和と友好」をテーマに揮毫(きごう)を披露し、書道芸術と中日友好への願いを込めました。
4.中国初の深水パイプ敷設クレーン船、国際任務へ出航
中国石油大手、中国海洋石油集団(CNOOC)傘下の海洋石油工程は8日、中国初の深水パイプ敷設クレーン船「海洋石油201」が広東省珠海市の高欄国際ふ頭から中東地域の作業現場に向けて出航したと明らかにしました。同船が国際市場で敷設任務を担うのは今回が初めてで、中国の海洋作業用大型船舶の国際運用能力を高める上で大きな意味を持ちます。
5.北京市のPM2・5年平均濃度、24年は13年比で65・9%減
中国北京市生態環境局はこのほど、「北京市生態環境状況公報2024」を発表しました。2024年の北京市の微小粒子状物質「PM2・5」の年平均濃度は2013年比で65・9%低下し、大気の質が「優良」だった日数は調査開始以来最多の290日となりました。大気汚染が深刻な日は2日と、過去最少でした。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。