家電IT見本市「CES」で展示されたTCL科技集団のモジュール型ロボット「TCL Ai Me」。(1月8日撮影、ラスベガス=新華社配信/曾慧)
【新華社北京5月12日】中国家電大手のTCL科技集団がこのほど発表した2025年第1四半期(1~3月)の売上高は前年同期比0・4%増の401億元(1元=約20円)、純利益は4・2倍の10億1千万元、営業キャッシュフローは83・0%増の121億元となった。
1~3月は業界の上向き基調が続いた。テレビの大画面化と国の家電買い替え補助金政策を受けて需要の裾野が広がり、業界の稼働率と主要製品価格は前年同期を上回った。TCL科技集団の半導体ディスプレー事業は売上高が18・0%増の275億元、純利益は23億3千万元と前年同期比4・3倍、前四半期比の30・0%増え、ともに四半期として3年ぶりに最高を記録した。