中国の乗用車小売販売台数、４月は１４・５％増

   【新華社北京５月１２日】中国の自動車業界団体、中国汽車流通協会が１１日に発表した４月のセダン、スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）、多目的車（ＭＰＶ）などの狭義の乗用車の小売販売台数は前年同月比１４・５％増（前月比９・４％減）の１７５万５千台だった。うち自主ブランドは３１・０％増（同５・０％減）の１１５万台、主要合弁ブランドは３・０％減（同８・０％減）の４４万台、高級ブランドは１８・０％減（同３２・０％減）の１７万台。１～４月の小売販売台数は前年同期比７・９％増の６８７万２千台となった。

   メーカーによる卸売販売台数は１０・７％増（同９・２％減）の２１９万台。うち自主ブランドは２３・０％増（同３・０％減）の１５４万台、主要合弁ブランドは６・０％減（同２１・０％減）の４３万８千台、高級車は２０・０％減（同２３・０％減）の２１万１千台。１～４月の卸売販売台数は１１・１％増の８４６万８千台だった。

   メーカーが統計した完成車とコンプリートノックダウン（ＣＫＤ）方式を含む４月の乗用車輸出台数は２・０％減（同７・０％増）の４２万３千台、うち自主ブランドが０・１％増（同１・０％減）の３４万台、合弁・高級ブランドが１０・０％減の８万台。１～４月の乗用車輸出台数は１・０％増の１５５万台となった。

   新エネルギー（ＮＥＶ）乗用車の４月の生産台数は４０・３％増（同１・５％減）の１１５万１千台。小売販売台数は３３・９％増（同８・７％減）の９０万５千台、卸売販売は４０・２％増（同０・３％増）の１１３万３千台。輸出台数は４４・２％増（同３１・６％増）の１８万９千台だった。１～４月の生産台数は４４・５％増の４０７万８千台、小売販売台数は３５・７％増の３３２万４千台、卸売販売は４２・１％増の３９８万１千台、輸出台数は２６・７％増の５９万台となった。