広西チワン族自治区北海市の鉄山港区にある西部陸海新ルート北海複合輸送センター。(3月13日撮影、南寧=新華社記者/曹禕銘)
【新華社南寧5月12日】中国国有鉄道会社の中国国家鉄路集団傘下で広西チワン族自治区南寧市に拠点を置く中国鉄路南寧局集団はこのほど、中国西部と東南アジアを結ぶ陸海複合一貫輸送ルート「西部陸海新ルート」の今年の鉄道貨物輸送量が8日時点で50万TEU(20フィートコンテナ換算)の大台を超え、前年同期比71・6%増の50万8336TEUになったと明らかにした。
今年に入り、自治区内の欽州港や防城港、広東省の湛江港から、同自治区百色市、雲南省昆明市、重慶市、貴州省貴陽市などの西部地域に輸送されたボーキサイト、原炭、菜種油などの貨物は59・0%増の24万5千TEUとなった。同自治区の百色市や柳州市、南寧市などから自治区内の欽州港、鉄山港、防城港に輸送された石材、自動車部品などの貨物は2・6倍の18万3千TEUとなり、高い伸びを示した。