湖南博物院で「一念・辛追夢」の上演後にカーテンコールに応える役者。(4月26日撮影、長沙=新華社記者/薛宇舸)
【新華社長沙5月12日】中国湖南省長沙市の湖南省京劇保護伝承センターと湖南博物院はここ数年、「一念・辛追夢」と題した新作京劇を上演している。
前漢初期に長沙国の丞相だった利蒼(り・そう)の妻、辛追(しん・つい)が夫亡き後、幼かった息子の利豨(りき)に教育を受けさせ、後に将軍として戦場へ送り出す物語で、国家の大義を前に選択を迫られる母親の姿を描いている。
道具や衣装は出土品をほぼ実物大で再現しており、照明効果を生かした動的で多層的な演出が没入感をもたらしている。
湖南博物院で行われた京劇公演「一念・辛追夢」の一場面。(4月26日撮影、長沙=新華社記者/薛宇舸)
湖南博物院で行われた京劇公演「一念・辛追夢」の一場面。(4月26日撮影、長沙=新華社記者/薛宇舸)
湖南博物院で行われた京劇公演「一念・辛追夢」の一場面。(4月26日撮影、長沙=新華社記者/薛宇舸)