北京証券取引所。(北京=新華社記者/王全超)
【新華社北京5月11日】中国本土人民元建て株式(A株)市場に上場する企業の2024年12月期決算が出そろった。上場企業の配当に対する積極性は高まり、年間複数回の配当が新たなトレンドとなり、定期的な配当制度が構築されつつある。
決算を発表した5400社余りのうち、7割近くが配当すると宣言した。配当総額は2兆3900億元(1元=約20円)で、前年から7%以上増加し、再び過去最高を更新した。
中国A株上場企業の配当総額と実施社数は近年、年を追うごとに増加している。24年の配当総額は18年の約2倍となり、社数は5割近く増えた。