9日、クリビ深水港第2期ふ頭。(ドローンから、クリビ=新華社配信)
【新華社ヤウンデ5月11日】中国のインフラ建設大手、中国交通建設傘下の中国港湾工程が建設を請け負ったカメルーンのクリビ深水港第2期プロジェクトの運用開始を祝う式典が9日、同港のふ頭で行われた。
式典では同港の港務局とクリビコンテナターミナル(KCT)が協定を締結した。KCTは中国港湾工程、世界的なコンテナ海運会社MSC傘下の物流企業AGL(アフリカ・グローバル・ロジスティクス)、フランスの海運大手CMA-CGMの共同出資により設立された企業で、契約期間中、クリビ深水港第2期ふ頭を運営する。
同プロジェクトの契約金額は7億9400万ドル(1ドル=約145円)で、2019年12月に着工し、今年2月にカメルーン側へ正式に引き渡された。(記者/王沢)
9日、クリビ深水港第2期ふ頭に停泊するコンテナ船。(ドローンから、クリビ=新華社配信)
9日、クリビ深水港第2期ふ頭で作業を行う重機。(クリビ=新華社配信)
9日、クリビ深水港第2期ふ頭で作業を行う重機。(クリビ=新華社配信)