観光客を乗せた竹いかだ。(3月25日、ドローンから、鷹潭=新華社記者/万象)
【新華社鷹潭5月10日】中国江西省鷹潭市に位置する竜虎山は道教の発祥地、中心地の一つで、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産と世界ジオパークに登録されている。竜虎山風景名勝区はここ数年、千年以上の歴史を持つ道教文化と、1億年以上かけて赤い堆積岩が隆起した「丹霞地形」を観光と結び付け、地域活性化につなげている。市内の瀘渓河畔では日没後に自然景観を用いた公演「尋夢竜虎山」を実施しており、観客はハイキングの後、船に乗って2キロに及ぶ山水画のような風景の中を進む。2015年から約2800回上演され、延べ130万人近くが鑑賞した。民宿では朝の読経や道教式の養生料理、伝統的な香袋作りなどを体験できる。
観光客を乗せた竹いかだ。(3月25日、ドローンから、鷹潭=新華社記者/万象)
竜虎山では観光開発と環境保護のバランスが維持されている。112地点から成る環境監視網を構築し、大気や水質、生物多様性を保護しているほか、観光用いかだ200枚余りを竹ざおによる手こぎに戻して汚染を低減し、遊覧の質を高めた。竜虎山風景名勝区の森林率は世界遺産申請前の63・1%から69・9%に向上し、コウライアイサ、カンムリカイツブリなど希少鳥類も確認されるようになっている。
竜虎山の天師府を見学する観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
竜虎山の仙水岩エリアを散策する観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
竜虎山風景名勝区の桜並木を歩く観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
竜虎山風景名勝区で再現された古代の葬送「懸棺葬」を見学する観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
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竜虎山風景名勝区に生息するコウライアイサ。(2月24日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
道教文化をテーマにした民宿でくつろぐ観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
道教文化をテーマにした民宿で過ごす観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
自然景観を用いた公演「尋夢竜虎山」で、崖壁に映し出された裸眼3D画像。(3月24日、ドローンから、鷹潭=新華社記者/万象)
竜虎山の天師府を見学する観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
竜虎山風景名勝区の管理センターで、スマート運営システムを用いて区内の状況を把握する職員。(3月25日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
竜虎山の上清古鎮を散策する観光客。(3月6日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)
自然景観を用いた公演「尋夢竜虎山」の一場面。(3月24日撮影、鷹潭=新華社記者/万象)