中国海警局のホームページのスクリーンショット。(北京=新華社配信)
【新華社北京5月4日】中国海警局の劉徳軍(りゅう・とくぐん)報道官は3日、日本の民間機が中国の釣魚島領空に不法侵入したとして、次の談話を発表した。
中国海警の艦艇は3日、釣魚島海域における法に基づく定例パトロールの際、日本の民間機1機が午前11時19分に中国の釣魚島領空に不法侵入したのを発見した。同機は同24分に退去した。中国海警の艦艇は直ちに法に基づき必要な管制措置を講じるとともに、艦載ヘリを発艦させ、警告して退去させた。釣魚島およびその付属島しょは中国固有の領土であり、われわれは日本がすべての違法な活動を直ちに停止するよう促す。中国海警は釣魚島の領海・領空における法執行活動を継続的に実施し、国の領土主権と海洋権益を守る。