4月26日、多くの来場者で賑わう上海国際モーターショー。(上海=新華社記者/方喆)
【新華社上海5月4日】中国上海市の国家エキシビション・コンベンションセンターで開かれていた第21回上海国際自動車工業展覧会(上海国際モーターショー)が2日、10日間の日程を終え閉幕した。世界有数の規模と水準を誇る国際モーターショーとして、26カ国・地域から千社近くの自動車メーカーが出展し、最新技術を披露。来場者は100万人を超えた。
今年のテーマは「イノベーションを胸に、共に未来へ」。総展示面積は36万平方メートルを超え、発表された新車は163台に上った。主催者側によると、国内外の来場者数は101万人で、うち外国からは、推計で97カ国・地域の6万3千人となった。
上海市国際貿易促進委員会の顧春霆(こ・しゅんてい)副会長は「上海モーターショーの人気の高さは、中国の産業チェーンの強靭(きょうじん)さと中国経済の魅力を際立たせた」と語った。(記者/周蕊)