懸泉置遺跡風景区が開園 中国・敦煌

懸泉置遺跡風景区が開園 中国・敦煌

新華社 | 2025-05-04 14:53:45

4月29日、空から見た懸泉置遺跡風景区。(ドローンから、敦煌=新華社記者/郎兵兵)

 【新華社敦煌5月4日】中国甘粛省敦煌市の懸泉置遺跡風景区が1日、一般公開された。懸泉置は紀元前1世紀から紀元2世紀にかけて漢王朝がシルクロード河西回廊に設けた宿場の一つで、郵便や交通の要衝として使節や商人を迎え入れる役割を担い、約300年にわたり利用された。簡牘(かんどく=文字を記した竹札や木札)などが出土しており、東西の人的交流や貿易の歴史を物語る。2014年には「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の構成資産の一つとして国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。

 風景区では4月29日に開園式を実施した。遺跡周辺に原寸大で復元した懸泉置の施設や展示センター、マーケットなどがある。(記者/郎兵兵)

4月29日、懸泉置遺跡風景区で文化クリエーティブ製品を選ぶ観光客。(敦煌=新華社記者/郎兵兵)

4月29日、空から見た懸泉置遺跡風景区。(ドローンから、敦煌=新華社記者/郎兵兵)

4月29日、懸泉置遺跡風景区の開園式で踊りを披露する出演者。(敦煌=新華社記者/郎兵兵)

4月29日、懸泉置遺跡風景区の開園式で演技を披露する出演者。(敦煌=新華社配信/張暁亮)

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