西寧を出発するカザフスタン・アルマトイ行きの中国と中央アジアを結ぶ国際貨物列車「中亜班列」。(2024年6月30日撮影、西寧=新華社配信)
【新華社西寧4月30日】中国青海省西寧税関がこのほど発表した同省の1~3月の貿易額は前年同期比87・8%増の18億8千万元(1元=約20円)だった。伸び率は省・自治区・直轄市別で最高となり、全国平均を86・5ポイント上回った。うち輸出は3・1倍の16億5千万元、輸入は50・3%減の2億3千万元で、14億2千万元の黒字となった。
新エネルギー製品は貿易成長の主な推進力となった。リチウム電池の輸出は70・2倍の6億3千万元で輸出総額の38・0%を占め、伸び率は全国一となった。
貿易相手上位3カ国・地域の欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、ロシアとの貿易額の合計は13億6千万元で72・2%を占めた。うちEUは7・0倍の7億9千万元、SAEANは2・1倍の4億2千万元、ロシアは3・4倍の1億5千万元だった。「一帯一路」共同建設国は2・1倍の15億8千万元で84・0%を占めた。