中国の自動車4S店数、24年末時点で3万2878店

中国の自動車4S店数、24年末時点で3万2878店

新華社 | 2025-04-29 14:08:30

安徽省合肥市の自動車4S店で、顧客に車種を紹介する従業員。(資料写真、合肥=新華社記者/劉方強)

 【新華社北京4月29日】中国の自動車業界団体、中国汽車流通協会はこのほど、「2024~25年度中国自動車流通業界発展報告」を発表した。それによると、24年末時点の自動車販売・部品交換・アフターサービス・情報提供を一体化した「4S店」は前年末比約2・7%減の3万2878店となり、店舗網の拡張ペースが鈍化した。うち伝統的ブランドの4S店は2万5108店で全体の76%、新エネルギー車(NEV)の独立系ブランドは7770店で24%をそれぞれ占めた。

 ブランド別にみると、24年は自主ブランドの4S店が引き続き増加し、1・7%増の2万1144店で全体の64%を占めた。合弁ブランドは13・5%減の7744店、高級ブランドは1・4%減の3990店で、合わせて36%を占めた。

 24年に新規出店した4S店は3518店で、新エネ車ブランドが約57%を占めた。新店舗のうち、自主ブランドの割合は約92%、合弁ブランドは3%、高級ブランドは5%だった。

 同協会の郎学紅(ろう・がくこう)副秘書長は、24年に閉店した4S店は4419店で、自主ブランドが約65%、合弁ブランドが29%、高級ブランドが6%をそれぞれ占めたと明らかにした。

 4S店の投資主体は約1万4千で、うち3店舗以上を保有するディーラーグループは2192社と前年から10・7%減少し、全体の約16%を占めた。これらのディーラーグループ傘下の4S店は9・4%減の1万9859店となり、全体の約60%を占めた。

 店舗数の減少を受けて、4S店を3~5店舗保有するディーラーグループ、100店店舗以上保有するディーラーグループの数がともに減少した。出店地域をみると、市級行政区または省(自治区・直轄市)級行政区で店舗を運営するディーラーグループの割合は70%に迫り、店舗数は200店近く減少した。

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