【新華社北京4月28日】中国海警局の劉徳軍(りゅう・とくぐん)報道官は27日、中国海警は警告と制止を無視して南中国海南沙群島の鉄線礁に不法上陸したフィリピン側6人を法によって取り調べて処置したと発表した。
劉氏は次のように表明した。中国は鉄線礁を含む南沙群島およびその付近の海域に対し、争う余地のない主権を有している。フィリピンの行為は中国の領土主権を侵害し、「南中国海各国行動宣言」に違反し、南中国海の平和と安定を損なうものである。われわれはフィリピンが主権侵害行為を直ちに止めるよう促す。中国海警は法に基づき自国の管轄海域で権益維持のための法執行活動を引き続き行っていく。