中国とＳＣＯ関係国間の貿易額、２４年は８９００億ドル

中国ー上海協力機構持続可能な開発目標実現に向けた産業協力会議の様子。（４月１０日撮影、天津＝新華社記者／趙子碩）

　【新華社北京４月２８日】中国では上海協力機構（ＳＣＯ）の加盟国、オブザーバー国、対話パートナー国が重要な貿易パートナーとなり、地域の経済・貿易の活力が持続的に喚起されている。中国商務部の凌激（りょう・げき）副部長はこのほど、２０２４年の中国とＳＣＯ加盟国、オブザーバー国、対話パートナー国間の貿易額が８９００億ドル（１ドル＝約１４４円）と過去最高を更新し、中国の貿易総額の１４・４％を占めたと明らかにした。

　中国のＳＣＯ加盟国、オブザーバー国、対話パートナー国向け各種投資残高は２４年末時点で１４００億ドルを超えたほか、新規請負工事契約額は１兆ドル以上、完成工事高は６８００億ドル以上となった。