中国・深圳市のＥＶ輸出、１～３月は大幅増

   【新華社深圳４月２８日】中国広東省深圳税関が２５日に発表した１～３月の深圳市の電気自動車（ＥＶ）輸出台数は４万３千台、輸出額は７４億５千万元（１元＝約２０円）で、いずれも前年同期の約３・２倍となった。１台当たりの平均輸出価格は横ばいの１７万３千元だった。

   一般貿易による輸出台数は３・２倍の４万２千台だった。輸出額は３・２倍の７３億１千万元で、ＥＶ輸出総額の９８・０％を占めた。

   自主ブランドの輸出台数は３・５倍の４万１千台、輸出額は３・２倍の７３億８千万元で輸出総額の９８・９％を占めた。

   輸出先別にみると、東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）向けの輸出台数は５・５倍の１万５７６４台、輸出額は１０倍の３２億２千万元となった。欧州連合（ＥＵ）向けの輸出台数は１１倍の１万１７５台、輸出額は５・３倍の１５億元、うちベルギー向けは２７・８倍の８９８０台だった。中央アジア５カ国向けの輸出台数は５・３倍の２９９０台、輸出額は１０・５倍の３億９千万元に上った。