寧波舟山港の穿山港区。(ドローンから、寧波=新華社記者/江漢)
【新華社杭州4月27日】中国浙江省の杭州税関が24日に発表した1~3月の同省の貿易額は前年同期比7・3%増の1兆2900億元(1元=約20円)で、中国貿易総額の伸びへの寄与率は各省(自治区・直轄市)で最高となった。うち輸出は11・1%増の9707億5千万元、輸入は2・8%減の3224億7千万元だった。
貿易相手別では、「一帯一路」共同建設国が7・8%増の7241億8千万元で全体の56・0%を占めた。欧州連合(EU)は12・6%増の1943億4千万元、東南アジア諸国連合(ASEAN)は13・2%増の1904億8千万元。中東は5・8%増の1521億5千万元、中南米は2・2%増の1339億1千万元、アフリカは6・7%増の981億7千万元となった。
品目別の輸出は、機械・電気機器が13・5%増の4607億5千万元で、輸出の伸びを6・3ポイント押し上げ、輸出全体に占める割合が1・0ポイント上昇の47・5%だった。うち家電製品は17・3%増の303億元、自動車部品は15・6%増の285億2千万元、船舶は45・1%増の66億1千万元となった。労働集約型製品は7・5%増の2848億7千万元で、全国の同類製品の輸出総額に占める割合は2・7ポイント上昇の30・0%だった。
品目別の輸入は、エネルギー製品が10・9%増の2337万6千トン、うち石炭が22・3%増の1202万6千トン。ハイテク製品は39・3%増の244億7千万元、うちハイエンド設備は77・4%増の112億8千万元、新素材は34・6%増の13億3千万元となった。