フェンタニル問題巡る米の追加関税は「典型的いじめ」 中国外交部

フェンタニル問題巡る米の追加関税は「典型的いじめ」 中国外交部

新華社 | 2025-04-25 20:35:48

記者会見に臨む中国外交部の郭嘉昆報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京4月25日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は25日の記者会見で、フェンタニル問題をめぐる交渉での中国の「誠意が不十分」として、米国がさらなる懲罰的措置を取る可能性があるとの報道に関し、フェンタニル問題を理由にした対中追加関税は理不尽で「典型的ないじめだ」と批判した。

 郭氏は次のように述べた。フェンタニルは米国の問題であり、中国の問題ではない。責任は米国自身にある。米国は中国の善意を無視し、フェンタニル問題を理由に理不尽な追加関税を中国に課している。これは典型的ないじめであり、麻薬対策分野での双方の対話と協力を大きく損なうものだ。米国は、自らが責任を果たしていないことを中傷や攻撃で覆い隠すことはできず、恩をあだで返しても問題の解決にはならず、圧力や脅迫は中国と付き合う正しい方法ではないことをはっきり認識すべきである。

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