23日、山西省太原市で開かれた第4回全民読書大会で、劉慈欣SF文学展を見学する来場者。(太原=新華社記者/王皓)
【新華社太原4月25日】中国が生んだ世界的なSF作家、劉慈欣(りゅう・じきん)氏の作品展が23日、山西省太原市で始まった。代表作の「三体」は世界的なSF文学賞であるヒューゴー賞をアジア人で初めて受賞、世界で3千万部超のベストセラーとなった。
同市で開催中の「第4回全民読書大会」の一環として、山西省科学技術館の2階ホールを会場に27日まで開かれる。劉氏のさまざまなバージョンの著書や30カ国以上の翻訳版計100種以上を展示。宇宙をテーマにした銀色のブースで、プロフィルや作品年表、受賞歴をパネルやスクリーンで紹介している。
23日、山西省太原市で開かれた第4回全民読書大会で、劉慈欣SF文学展を見学する来場者。(太原=新華社記者/王皓)
劉氏は1999年から執筆を始め、これまでに長編小説7本と中短編小説約40本を発表。英語やフランス語、スペイン語、ドイツ語、日本語、韓国語など30以上の言語に翻訳され、世界各国で人気を集めている。(記者/王皓)
23日、劉慈欣SF文学展に展示された劉氏原作のSF漫画。(太原=新華社記者/王皓)
23日、劉慈欣SF文学展に展示された各国語の翻訳書。(太原=新華社記者/王皓)
23日、劉慈欣SF文学展に展示された劉氏の社会活動関連の資料。(太原=新華社記者/王皓)
23日、劉慈欣SF文学展に展示された劉氏の作品。(太原=新華社記者/王皓)
23日、劉慈欣SF文学展に展示された翻訳版。(太原=新華社記者/王皓)
23日、劉慈欣氏の海外での受賞歴を紹介したスクリーン。(太原=新華社記者/王皓)
23日、劉慈欣SF文学展に展示された資料。(太原=新華社記者/王皓)