中国商務部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京4月24日】中国商務部の何亜東(か・あとう)報道官は24日の記者会見で、中米間では「まだいかなる経済・貿易交渉もない」と述べ、交渉が進んでいるとのいかなる言説も雲をつかむような話であり事実無根だと指摘した。
何氏はさらに次のように述べた。中国の立場は常に一貫しており、協議や対話にオープンな態度を取っている。だがどのような形の協議や交渉であっても、相互尊重を踏まえて対等に行われなければならない。中国は問題を起こすことはないが、恐れることもない。圧力、威嚇、脅迫は中国と付き合う正しい方法ではない。貿易戦争は米国が恣意的かつ一方的に仕掛けたものだ。中国は米国に対し、誤ったやり方を改め、話し合うというなら誠意を見せ、対等な対話と協議という正しい軌道に戻り、中米経済・貿易協力の安定した健全で持続可能な発展を共同で図るよう促す。