カンボジア・コンポンスプー州プノンスルオチ郡のドライマンゴー工場で、乾燥させたマンゴーの果肉をそろえる従業員。(3月18日、ドローンから、プノンスルオチ=新華社配信/張金加)
【新華社北京4月24日】中国税関総署はこのほど、今年第1四半期(1~3月)のカンボジアとの貿易額が前年同期比13・1%増の333億3千万元(1元=約19円)になったと明らかにした。同期の過去最高を更新し、6四半期連続の増加となった。カンボジアへの輸出は14・3%増、カンボジアからの輸入は5・0%増だった。中国は数年連続でカンボジア最大の貿易相手となっている。
農産物貿易が好調だった。カンボジアからの農産物輸入額は12・2%増の9億8千万元で、同期の農産物輸入全体の25・9%を占め、1・7ポイント上昇した。
自動車産業の相互補完性が高い。カンボジアへの自動車輸出額は2・8倍の8億4千万元、リチウム電池は5・7倍の1億元だった。自動車用タイヤの重要な原料であるゴムの輸入額は4・0倍の1億2千万元に上った。
繊維・アパレル産業の協力が深まった。カンボジアへの繊維製品輸出額は17・7%増の101億4千万元となり、7四半期連続で増加し、同期のカンボジア向け輸出全体の34・3%を占めた。カンボジアからの衣類・衣類付属品輸入額は5・2%増の7億9千万元だった。