13日、秭帰県煙灯堡村で、ドローンでネーブルオレンジを運ぶ秭帰鴻来農業サービスのスタッフ。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
【新華社宜昌4月24日】中国湖北省西部の三峡ダムエリアにある宜昌(ぎしょう)市秭帰(しき)県で、ドローンを活用したネーブルオレンジの輸送が注目を集めている。山間部での農業に最新技術が新たな可能性をもたらしている。
長江両岸に約40万ムー(約267平方キロ)にわたって点在するネーブルオレンジ園ではこれまで、収穫した果実の道路までの輸送を人力に頼っていた。約60キロのオレンジを背負って運ぶと、短くても往復30分かかり、輸送コストも1キロ約0・7元(1元=約19円)する。ドローンは1機で1日約1万5千キロの輸送が可能で、人出と費用を大きく削減できる。
同県はここ数年、関連企業を誘致し、ドローン操縦士の技術指導も進めてきた。2019年設立の秭帰鴻来農業サービスは、ドローンによる農業サービスを手がけるほか、ドローン設備の供給や操縦資格の研修も実施。これまで1万5千を超える農家にサービスを提供、県全体で1600人以上の操縦士を育成している。(記者/程敏)
14日、ドローンで運んだネーブルオレンジを選別する農家の人。(秭帰=新華社記者/程敏)
13日、ドローンを修理する秭帰鴻来農業サービスの技術者。(秭帰=新華社記者/程敏)
13日、秭帰県煙灯堡村で、ネーブルオレンジを運ぶドローン。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
14日、秭帰県彭家坡村で、ドローンを操作してネーブルオレンジを運ぶ農家の人。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
13日、籠に入れたネーブルオレンジをドローンに吊るす農家の人。(秭帰=新華社記者/程敏)
14日、秭帰県彭家坡村で、ドローンを操作してネーブルオレンジを運ぶ農家の人。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
14日、秭帰県彭家坡村で、ドローンを操作してネーブルオレンジを運ぶ農家の人。(秭帰=新華社記者/程敏)
14日、秭帰県彭家坡村で、ネーブルオレンジを運ぶドローン。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
13日、秭帰県煙灯堡村で、ドローンでネーブルオレンジを運ぶ秭帰鴻来農業サービスのスタッフ。(秭帰=新華社記者/程敏)
13日、秭帰県煙灯堡村で、ドローンでネーブルオレンジを運ぶ村民。(ドローンから、秭帰=新華社記者/程敏)
13日、秭帰県煙灯堡村で、ネーブルオレンジを運搬する農業用モノレール。(秭帰=新華社記者/程敏)
13日、秭帰県煙灯堡村で、ネーブルオレンジを運ぶドローン。(秭帰=新華社記者/程敏)
14日、秭帰県彭家坡村で、ドローンが運んできたネーブルオレンジを受け取る農家の人。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
14日、秭帰県彭家坡村で、ドローンを操作してネーブルオレンジを運ぶ農家の人。(秭帰=新華社記者/程敏)
14日、ドローンを操作する農家の人(左)。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
14日、秭帰県彭家坡村で、ドローンのバッテリーを交換する農家の人。(秭帰=新華社記者/杜子璇)
13日、秭帰県煙灯堡村で、ネーブルオレンジを運ぶドローン。(秭帰=新華社記者/程敏)