広州白雲国際空港のカウンターでチェックインする旅客。(2024年9月19日撮影、広州=新華社記者/鄧華)
【新華社広州4月23日】中国広東省の広州白雲出入境辺防検査站(出入境検査所)によると、今年に入ってから広州白雲国際空港(広州空港)口岸(通関地)を経由して出入境した人の数は4月21日12時までに、延べ500万人を超えた。2024年に比べて26日早かった。
ビザ免除措置の拡大や国際線の新規就航と増便、第137回中国輸出入商品交易会(広州交易会)の開催などを受け、同口岸を経由して出入境する外国人が大幅に増加した。今年1月以降に出入境したのは193カ国からの外国人で、45・3%増の164万人に達し、全体の37・2%を占めた。うち一方的または相互ビザ免除措置の利用は2・5倍の37万人超、トランジットビザ免除措置の利用は25・4%増の2万5千人超となった。
同検査站辺防検査処の姜明哲(きょう・めいてつ)処長は「入境した外国人のうち、ビジネス・貿易、訪問目的が50%近くを占め、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)の旺盛な国際的往来を十分に映し出した」と述べた。
国際線も急増している。年初以降に国際線6路線が新規就航または運航再開し、就航航空会社が2社、就航都市が2都市それぞれ増加した。国際旅客便80路線近く、国際貨物便50路線が毎週運航し、出入境検査の対象となる国際線は旅客便と貨物便を合わせて3万4千便を超えた。
5月5日まで開催される広州交易会と、間もなく訪れるメーデー連休により、空港の客足は今後も高水準を維持する見通しという。