「中欧班列」東ルートの増強事業、ハブ駅工事始まる 中国黒竜江省

「中欧班列」東ルートの増強事業、ハブ駅工事始まる 中国黒竜江省

xhnews | 2025-04-23 08:54:31

14日、佳木斯-同江鉄道改修事業の富錦駅改修現場。(ドローンから、佳木斯=新華社記者/王松)

 【新華社佳木斯4月23日】中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」の「東ルート」を構成する佳同鉄道(佳木斯<ジャムス>-同江鉄道)の輸送能力増強改修事業はこのほど、最初の改修駅となる富錦駅で工事が始まった。

14日、佳木斯-同江鉄道改修事業の富錦駅改修現場で働く作業員。(佳木斯=新華社記者/王松)

 改修事業は、佳木斯市の東佳木斯駅を起点に中ロ国境の鉄道口岸(通関地)駅である同江北駅を終点とする。同鉄道は貨物輸送を主体に旅客輸送も行う幹線鉄道で、改修線路の全長は約258・3キロ、21駅が配置される。富錦駅は三江平原奥地に位置し、中国東北地区の鉄道網の重要なハブとして、全線で最大の貨客両用駅となる。

 事業が完成し供用が開始されると、路線の列車通過能力は4倍となる見通し。石炭や鉄鉱石など商品(コモディティー)の輸送能力が向上を続け、同鉄道の口岸における中欧班列の運行ニーズをさらに満たす。同時に、沿線住民の移動に一層の利便性をもたらし、沿線地域により安全で効率の良い輸送ルートを提供する。

14日、佳木斯-同江鉄道改修事業の富錦駅改修現場で働く作業員。(佳木斯=新華社記者/王松)

14日、佳木斯-同江鉄道改修事業の富錦駅改修現場で働く作業員。(佳木斯=新華社記者/王松)

14日、佳木斯-同江鉄道改修事業の富錦駅改修現場で働く作業員。(ドローンから、佳木斯=新華社記者/王松)

14日、佳木斯-同江鉄道改修事業の富錦駅改修現場でプロジェクトのデータを調査、照合する作業員。(佳木斯=新華社記者/王松)

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