【新華社北京4月23日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、4月22日のニュースをお届けします。
1.「人の往来に前向きな雰囲気を」 日本の注意喚起で中国外交部
中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は22日の記者会見で、日本の外務省が中国への修学旅行に関して安全情報を確認した上で渡航の是非を判断するようホームページで注意喚起したことに、「直ちに誤った方法を正し、中国と日本の人の往来に前向きな雰囲気を作り出すよう求める」と表明しました。
2.中国の蒋裕燕、最優秀障害者選手賞を受賞 ローレウス賞
スポーツ分野で活躍した個人や団体を表彰する2025ローレウス世界スポーツ賞の授賞式が21日、スペイン・マドリードで行われ、中国障害者水泳選手の蒋裕燕(しょう・ゆうえん)が、年間最優秀障害者選手賞を受賞しました。
3.「八百漢字表」から11年 中国河南省で中日韓共用漢字フォーラム
中日韓3カ国の協力の強化を目指す国際機関「中日韓三国協力事務局」などが主催する「2025中日韓共用漢字フォーラム」が20日、中国河南省安陽市で開かれました。「中日韓共同常用八百漢字表」の発表11周年を記念するとともに同日16回目を迎えた「国連中国語デー」を祝う主旨で、「2025中国(安陽)国際漢字大会」の一環として行われました。
4.独スーパー「アルディ」、中国江蘇省進出 2市で1号店開店
世界的に有名なスーパーALDI(アルディ)は19日、中国江蘇省の蘇州、無錫両市にそれぞれ1号店を同時オープンしました。上海に根を下ろして6年、初めての上海以外への出店となります。アルディはドイツで家族経営の食料品店として創業。約100年の時を経て、現在では世界中に1万3千以上の店舗を構えます。
5.サラエボ大学で中国甘粛省の民間芸術展開催
ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ大学哲学部で19日、「国連中国語デー」を祝い「中国の無形文化遺産、世界と共有」をテーマにした甘粛省の民間芸術展が始まり、地元住民の好評を博しています。中国の民間芸術家と西北師範大学美術学院の教員と学生が制作した絵画や剪紙(せんし、切り絵細工)などの作品約60点を通じて、中国西北地域の生活様式と伝統文化を紹介します。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。