【新華社北京4月21日】中国が独自開発した大型水陸両用機AG600「鯤竜(こんりゅう)」が20日、中国民用航空局から型式証明を取得した。離陸重量が世界最大の民用水陸両用機となる同機は、厳格なテストと検証を経て開発製造が成功し、市場への「参入許可」を得た。開発企業を傘下に持つ中国航空工業集団が明らかにした。
AG600は優れた低空・低速性能、高い消火効率、安定した水上離着水などの長所を備えている。
湖北省荊門市で、水上試験飛行を行うAG600。(2023年4月撮影、荊門=新華社配信)
陝西省渭南市蒲城県で、型式認証取得に向けた試験飛行を行うAG600。(2023年12月撮影、蒲城=新華社配信)
陝西省渭南市蒲城県で、試験飛行を行うAG600。(2024年10月撮影、蒲城=新華社配信)
四川省西昌市で、消火試験飛行を行うAG600。(2023年6月撮影、西昌=新華社配信)